ダジャレクラウドの今後についての個人的見解(4)

では、先週の続きで、HackForJapanのMLで教えてもらった東北への民間投資の活性化について、先物買い的アプローチで解決を試みようとしているプロジェクトの紹介からはじめます。

はじめに、小泉 勝志郎 [twitter:@koi_zoom1]さんから教えてもらった情報

三陸牡蠣復興プロジェクト

うらと海の子再生プロジェクト

どちらも一口一万円の形で行われています。

次は、みやぎモバイルビジネス研究会の原亮さんからの情報

セキュリテ被災地応援ファンド

こちらは寄付+投資(マイクロファンド)の仕組みです。

それぞれのプロジェクトの形は違いますが、簡単に言ってしまえば納品に数年かかる通販みたいな物と考えると分かりやすいかもしれません。ただし、納品されないリスクがあるかもしれない、という条件付き。あるいはリターンがある、と(状況が状況だけに)確実に良い切れはしないがリターンが期待できるかもしれない寄付という感じの支援。

上記の様なページをみながら、こういう形式の支援がこれから推進していくべき支援の形なんだろうな、と思いました。

一番上のプロジェクトの「三陸牡蠣復興プロジェクト」のページを見た時、現状で2万口(2億円)があつまっているようなので「すごい金額が集まったな」とまずは驚いたのですが、さらに驚いたのが目標をみたら100万人、つまり100億円!!

「目標高!!」と一瞬思いますが、少し冷静に考えて見れば一産業を一から再生するコストなわけでそう考えると妥当な値段と言えそうです。そんなふうに考えなおしてみれば2億円という普通に大きいように思える金額でもまだ2%なわけで、まだ始まったばかりで根気よく続けていく必要がありそうと言えそうです。

そうなると宣伝とかを継続的にする必要がありそうですね … … …

  そこでダジャレクラウドの登場ですよ ww
  さあ、完全イロモノ系プロジェクトであるダジャレクラウド
  人様のお役に立てる時が来ましたよ!!

と無理やり自分の領域に引きこんでみましたw でも「ダジャレをクラウド化する」という実に馬鹿馬鹿しいコンセプトのこのプロジェクトはうまく転がすと人の耳目を集めることができると思うのです、良い意味でも悪い意味でもw 耳目を集めることに成功し、さらに定期的にアクセスを集めることにも成功すれば、そこから上記の様な復興企画・プロジェクトへの導線を引くことが可能になるので、多少なりとも貢献できることが出来るようになるんじゃないかと思っています。ダジャレクラウドのTOPページの真ん中でRSS的に紹介する感じ。

ダジャレの持つ変な負のパワーというか、運動部の部活の後の靴下の匂い的魅力というか「あー、臭いの分かっているのにひーきーよーせーらーれーるー」みたいなブラックホール的吸引力があるとおもうんです。そのネガティブパワーをうまく利用すれば、ポジティブ情報の拡散に利用できると思っていました。まあ、定期的にアクセスを集めるなんて凄く難しいことですけど、このネガティブパワーを援用すれば、やりようはあるんじゃないかな、とは思っています。

個人的に思っているこのプロジェクトのいい所は、通常の復興プロジェクトがリーチしずらい人たち、つまりあまりまじめでない人たち(失礼!)に対してリーチできる可能性があるところです。ここらへんのお笑い系で引っ掛けて、マジメ系へ誘導できる可能性がある所が面白そうだったので参加した次第です。意外と真面目に考えているでしょ? だだのダジャレ好きな寒い人間としか思っていなかったそこのあなた!! 認識を改める時が来ましたよw

全天候型不謹慎プロジェクトと陰口を叩かれw、完全イロモノ系と蔑まれ続けたw このプロジェクトも、ようやくほんのり色つきプロジェクトへと昇格することが出来ましたw

「大差なくない?」と思わなくはないのですが、気にしない、気にしないw

みにくいアヒルの子は実は白鳥でした的な、大どんでん返しですよw 「ドジでのろまなカメ」が立派なスチュワーデスへと変わっていく一大シンデレラストーリーですよw そのシンデレラストーリーを、いまこのダジャレクラウドは歩み始めようと… 歩み始め… … 始め… … … る訳ないかw

ないないw そんなおとぎばなし展開ないからw どちらかというと「舌切雀」で大きな箱選んで自爆するタイプのプロジェクトですからw

とはいうもののビジネス視点では少額といえる20万という額ですらネットだけで稼ぐというのは結構難しい、という現実があります。しかし、ネットの特徴としてうまく軌道に乗れさえすればすぐに達成できるというアンビバレントなところがあるのでチャンスが無いわけではない、と思っています。うまく乗ればすぐだが、そうでなかった場合は大変な額。専門用語で言えばキャズムw

これを超えるのが一番難しいんですけどね。ただ、なにが当たるかよくわからないのがネットの世界。スマフォアプリとか特にそうだと思います。なのでダジャレを基軸にして「数撃ちゃ当たるんじゃね?」的手法でマッシュアップを次々打っていこう、というのが当面の僕の目標であり課題です。だから、頑張りマッスルw

では、壮大にすべったところでまた来週w